2014年12月3日水曜日

呼吸瞑想会



 いつもあなたを動かしているもの。


あなたの心が、あなたを動かします。



 心を手にとって見ることが、できるでしょうか。


 心の広さや深さを測って、人と比べることができるでしょうか。


 心の動きを、反応を、自分で制御することができるでしょうか。




 心は無形にして、一時もじっとしていません。

 一説によると心の動きは、光よりも速いと言われています。



 心は、肉体の感覚器、いわば触覚から入ってきた情報で様々に動き、反応します。

 心は、自分以外のものを自分に取り込む、捕捉器のようなもの。


 この千変万化する心の動きを、客観的に観ている存在が、自分の中にあります。


 これを魂とも深層意識とも呼ばれていますが、誰でもが自覚できる存在でもあります。



 捕捉器で取り込んだ外界の情報は、無意識領域にストックされて、必要な時に意識に昇ってきます。

 習慣化、自動化されるとは、このことです。

 言葉を使った会話も思考も、車の運転も歩行も、これらの働きによるものです。



 ところがいつも、なぜか自分が望んでいない、同じパターンを繰り返してしまう。

 習慣化、自動化された働きが機能するからです。



 心は、捕捉器です。

心は、周囲の変化に応じると同時に、過去の蓄積された経験からも情報を浮かび上がらせます。




心は自分でありながら、自分の全てでは有りません。



心を客観的に観ている存在。

この存在を見失うと、心が奪われた状態になります。




心が奪われてしまうと、外界にただ反応して行動するので、人生において右往左往の状態となり、周囲に振り回されます。

人間というより、外界にただ反応する動物に近くなってしまいます。



まずはこの存在と常に共にあり、具体的に選択と行動を自ら変えていくことで、深い自分の欲求にかなう人生が実現します。



筆者の感覚では、心は水のイメージです。



水に形なく


器に従って自由にその姿を変え


汚濁を自ら取り込み濁り


時に怒涛の如く、全てを飲み込み突き動かし


静寂さの中で、自らその透明度を増す


清濁、高下、有形・無形・・・・変化は極め難いもの





ただ坐る


ただ呼吸を感じる


心を鎮めようとするのではなく、ただ鎮まるのを待つ。




呼吸に意識を向け、心に浮かぶ様々なに反応せず、だだ心の波が鎮まるのを感じる。


呼吸瞑想会では、全身を使った呼吸法と瞑想を組み合わせて行います。

どなたでも参加できます。


詳しくは下記をご覧ください。





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