2014年12月26日金曜日

気を意識した身体の使い方アドバンス3



 永松先生の気を意識した身体の使い方、アドバンス3では五禽戯による熊戯を行いました。

 熊戯とは消化器(脾、胃)を鍛え、肌肉を活性化し、疲れやすい身体を落ち着けて気力を増大させる働きがあるようです。

 熊の導引は腰に軸を置きながら、呼吸に合わせて、吸気で体幹を上へ、呼気で下へ動かします。

































 ここでは力を抜くこと、リラックスすることを養生の大事なポイントの一つとして教えて頂いています。
 「力を抜く」言葉ではとても簡単ですが、なかなか思ったように力を抜くのは難しいと感じたことはありませんか。





 わたしは趣味で弦楽器を演奏するのですが、わたしの先生の演奏を見ていると、さすが腕や肩に力が全然入っていないんですね。

 力が入っていると不自然な動きになるので、音も滑らかでなく、きれいなのびのびした音が出ないんです。



 そして少し練習しただけで腕や肩がとても疲れてしまいます。



 わたしはよく先生に「腕だけでひかないで、もっと肩から大きく動かして」と注意されます・・。



 体幹を使わず腕だけで弾いているんでしょうね。

 そしてそういう時は腕がとても痛くなるんです。



 永松先生が教えておられることは日常生活に限らず、楽器演奏にも通じるんですね!
 そして鍼の技術にも、とても重要なことだと感じました。



 もちろん、すべての分野で共通することなんだと思いますが、その世界のプロの方々はそれを自然と体得しておられるんだと実感しました。



 力を抜くことはもちろん練習あるのみなんですが、その中でも呼吸や丹田を意識すること。

 そして日常的に力を抜く習慣を意識的に身に付けていけば、本来あるべき身体の使い方が自然とできるようになるんだと感じました。














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